お弁当のうまさとは
今週のお題「お弁当」
お弁当のうまさって何でしょうか。私が思うことを書いてみます。
1.攻略性
おかずとごはんをいかにバランス良くうまく食べきるかという攻略性だと思います。通常の食事と異なり、お弁用は外出時に食べることが多く「なんかごはん余ったから、冷蔵庫にある納豆を食べよう」はできません。
好きなおかず(唐揚げ)などを先に食べてしまうと白米が残ってしまう。意外にも味が濃いおかずを食べて舌が慣れると、意外にも白米だけを食べきるのは難しいものです。こうした食べる順番やおかずとごはんのバランスを考える攻略性こそ、お弁当のうまさだと思います。
2.白米におかずの汁が混じること
1.と若干矛盾しますが、お弁当は往々にしてごはんとおかずが接していることが多く、白米にいろんなおかずのたれや汁がつきますよね。この複雑に絡まった味こそがお弁当の醍醐味だと思います。冷えたごはんだからこそ、染み込みも良いのかもしれません。
「お弁当」という状態に由来するテクニカルな話を書きました。
3.お弁当の本当のうまさとは?
月並みですが、作ってくれた人の愛情が感じられること、そして食べるシチュエーションだと思います。前者でいえば、コンビニ弁当よりも誰かの愛情がこもった手作りの方がうまく感じます(ただし、たまに食べるコンビニ弁当はうまい)。後者でいえば、会社の会議室で食べる1,500円のお弁当より、天気が良く景色がいいところで食べるコンビニ弁当の方がうまく感じることが多いです。また、一人で食べるより、気心がしれた人と食べるのがうまいです。
結局お弁当というのは、外出時に食べるだけに、外出先の状況や雰囲気が大事ですね。
PS お弁当で苦手なおかず
コンビニ弁当に入っているエビの天ぷらって、衣の先までエビが入っていない上に、衣が油を吸ってべったりしているので、これだけは衣を外して食べてしまいます。コストの問題だとは思いますが、四半世紀以上こんな状態なわけで、どうにかならないんでしょうか。
以 上